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診療案内 内科系

FIP(ネコ伝染性腹膜炎)治療

 

不治の病と言われていたFIP(ネコ伝性腹膜炎)ですが治療薬の研究が進み治療できるようになってきました。

当院では注射薬と内服薬を組み合わせて治療していきます。

 

犬のアレルギー(減感作療法)

<犬のアレルギーの減感作療法>

ペットの世界もアレルギー、アトピーが増えています。

今までは症状を抑えるしかできませんでしたが最近はアレルギー物質を特定しそれに対し強くするという治療方法も選択できるようになりました。

 

長年アレルギーに苦しんでいるペットを抱えているオーナーさんは一度ご相談下さい。

異物誤飲

猫は比較的少ないですが犬は誤飲が時々あります。

これはペンダント?でしょうか?

散歩中に拾い食いしてしまいました。

上部の金属部分がレントゲンに写りましたので誤飲しているのが解りました。

(下部の陶製?部分はレントゲンに写りませんでした。)

この症例は1ヶ月以上も経過してから出てきました。 

 

 猫の異物誤飲は比較的少ないと上で書きました。

これ何だか解るでしょうか?

ねずみのおもちゃです(よくみると面影がわかりますね)。

猫はこのおもちゃ大好きだったりします。

これおもちゃは特にお気をつけください。 

骨の誤飲は犬に多いです。

犬は骨をくわえているイメージがありますが骨は非常に危険です。

ケンタッキーの骨、スペアリブ、豚足全てダメです。

時々、鳥はダメだけど豚や牛は良いのでは?と聞かれますがダメです。

ただ犬は好きなので注意してください。

 





犬による靴下の誤飲です。

写真下の鉛筆と比較していただくと大きさがわかると思います。
吐かせることに手術は回避できましたが、その後、再度誤飲してしまいました。

誤飲は繰り返す場合がありますので注意が必要です。

Felv&FIV(猫白血病&猫免疫不全症(猫エイズ))

Felv(猫白血病)と猫免疫不全症(猫エイズ)の血液検査キットです。

写真の症例はFelv陽性(感染)です。

 

猫白血病も猫免疫不全症(猫エイズ)もワクチンで予防できますので是非予防してあげましょう。

どちらも発症してしまうと治療が大変です。

 

上の写真とは別の症例です。

FIV陽性です(猫免疫不全症(猫エイズ)感染です)。

FIVワクチンもありますので予防しましょう。

皮膚糸状菌

皮膚病の1つにカビの感染があります。

皮膚病の原因がカビかどうかの鑑別に使用します。

左が元々の状態です。

皮膚やふけの一部を培地に植えて数日経過をみて右の様に変化すれば陽性(カビの感染)です。

陰性の場合は変化がありません。

 

糖尿病

動物にも「糖尿病」があります。

人では投薬によるコントロールの方も多いですが動物の場合は注射によるコントロールがほとんどです。

最初のサインは飲水量の増加です。

水を異常に飲むようだな?と感じたら一度ご相談下さい。

 

皮膚病

皮膚病は一見すると同じような病態も多いです。

アレルギー性、ホルモン性、外部寄生虫等々によるものと原因は様々です。

原因追求の為、時に様々な検査が必要になります。

写真はホルモンによる皮膚病の検査で使う薬です。

 

 

眼病

 

眼科の疾患は写真に写しても解りにくいのですがこの症例は解りやすいです。

犬によく見られる角膜表面の傷です。

緑に染まっている部分(目の9時の辺り)が傷です。

白目部分が充血しているのもわかるでしょうか?

目やにが多くなったり目をつぶる事が多くなったら要注意です。

 

左右で目の大きさが異なっているのが解りますでしょうか?

向かって右(犬の左眼)が正常の眼球です。

向かって左(犬の右眼)の眼圧が上がっており眼球自体が大きくなっております。

写真だけ見ると悪い方の眼球が異常ないように見えてしまったリします。

上の柴犬の治療後

まだ向かって左(犬の右眼)の眼圧は高いですがだいぶ改善されてきました。

一見すると解らない位です

ホルネル症候群

左右の顔のバランスが悪いのがわかるでしょうか?
向かって左側に異常があり眼瞼下垂、瞳孔の縮瞳、瞬膜(目頭部分の白い膜)突出、眼球陥没など一連の徴候が出ています。

この状態をホルネル症候群と呼び神経疾患の一つです。
現在は治療で完治に至っております。

 

向かって右側(猫の左側の顔)が正常で、向かって左側(猫の右側の顔)に異常所見が認められます。
猫のホルネル症候群です。

巻き爪
巻き爪

「巻き爪」

 

前肢の第一指(いわゆる狼爪)の部分は地面と接地しないので伸びっぱなしになる事があります。

たまにチェックしてあげてください。

 

 

 

爪が完全に肉球に食い込んでいます。

爪を切り取り除きますが出血もします。

こうなる前にツメきりを!

爪剥がし
爪剥がし

「爪剥がし」 

 

生爪を何かに引っ掛けて剥がすことが時々あります。

犬を自転車のかごに入れ下ろす時や散歩中に何かに引っ掛けてというのが比較的多いです。

出血が結構多いのと痛みも強いので注意してください。

猫のアレルギー

 

猫の内股です。

湿疹ができているのがわかるでしょうか?

猫の場合は顔や内股に発生が認められる事が多いです。

 

 

 

上の写真とは別の猫ですがこの症例は目の上の部分(いわゆる剃りこみの部位)に湿疹ができています。

 

ケンカの傷かヤケドみたいに見えますがこれもアレルギーです。

 

上の写真の猫に注射を接種しその後の経過です。

だいぶ綺麗になりました。

もう少しですね。

猫の好酸球性プラーク

治療前
治療前
治療後
治療後

猫の内またに発生した「好酸球性プラーク」です。

アレルギーが起因しかゆみが強い傾向にあります。

内また以外にも頚部なども好発部位になります。

猫の好酸球性潰瘍

治療前
治療前
治療後
治療後

猫の口唇に写真左みたいな潰瘍(ただれ)を認める場合があります。

腫瘍性病変でも似たような感じになりますが、写真のネコはアレルギーからくる潰瘍でした。

注射のみの治療で右の写真の様にきれいになりました。

猫の心因性脱毛


一般的なアレルギーなどと異なり皮膚に湿疹や発赤などの症状がないのに「舐める」ことにより脱毛を起こしてしまいます。
部位としては大腿部(写真左)や内股(写真右)が多いです。

舌下腫瘍

 


舌の裏側に発生した腫瘍です。
舌の付け根部分でしたので内科的治療で対応しました。

外耳炎

 

一口に外耳炎と言っても色々なタイプがあります。

耳をかゆがる、赤い、汚れている、頭を良く振る、耳の後ろに毛玉が出来ると言った場合は耳の異常がある場合が多いので一度、受診をお薦め致します。

 

耳の中に真菌(カビの一種)が入り込む外耳炎です。

根気よく治療が必要となる場合があります。

 

外耳炎(耳道閉塞)


外耳炎から耳道の肥厚をひき起こし綿棒も入りづらくなっている状態です。

この状態になると動物も慢性的にかゆくなり定期的な治療や場合によっては手術が必要になることもあります。

抗がん剤(化学療法)


寿命が伸び高齢化することにより腫瘍などの病気も増加傾向にあります。

腫瘍は原則手術になりますがその後の対応に関しては相談の上、化学療法を選択する場合もあります。

治療方法に関しましては良くご相談の上、決定していきます。

毛包虫症(アカラス)


皮膚内に寄生する毛包虫というダニの一種です。

赤線でマークしたのが虫体になります。

小さいですが青字で「毛」と書いてあるのが犬の毛です。

免疫が関与している皮膚病です。

治療前
治療前
治療後
治療後

眼瞼欠損

上の瞼が先天的に欠損しています。

 

心臓疾患も合併している場合もあります。

犬のアトピー

従来の治療
従来の治療
アトピー薬使用1か月後
アトピー薬使用1か月後

目や鼻の周囲にただれができ、そこから出血するという悪循環を繰り返してきました。

従来の治療ではなかなか好転しませんでしたがアトピー用の治療薬を使用しだしてからは安定した状態を保てています。

犬のアレルギー反応

顔面腫脹
顔面腫脹
治療後
治療後

左の写真の向かって左側(犬の右)に腫れが認められます。

反対側も腫脹があるのですが犬の右側の腫脹があまりにもひどいのであまり目立ちません。

何らかのアレルギー反応と思われ、かゆみを伴う事も多いです。

紫外線過敏症

耳介部分潰瘍
耳介部分潰瘍
治療後
治療後

鼻端部分発赤
鼻端部分発赤
治療後
治療後

夏の紫外線の強い時期に耳や鼻にただれが出てきます。

室内飼いにしたり冬になると症状は消えます。

ただれは腫瘍化する場合がありますので要注意です。

眼球癆

眼球内圧が上昇する病気があります。
病状が進行すると眼球自体が大きくなりまぶたを閉じられなくなるケースもあります。
そういった症例には手術で眼球を小さくする方法があり、小さくなった状態を「眼球ろう」と言います。
写真の犬の左目が「眼球ろう」の状態です。
眼圧が高いのは痛みを伴いますがこれで痛みからは解放されます。

凍結治療によるイボ除去


動物も加齢と共に体表にイボができる場合があります。

この写真の子も足の部分にイボができてしまいました。

以前は除去するためには手術でしたが今は患部を数回凍結処理することにより自然脱落する方法もあります。

1度の処置は無麻酔で2,3分でできますので爪切り感覚で処置可能です。

痤瘡(ざそう)・アクネ


ネコの下顎部分に黒いブツブツができる場合があります(写真左)。

痤瘡(ざそう)とかアクネと言い毛穴が細菌感染を起こしている状態です。

写真右は毛を刈りきれいに清掃し外用薬を塗れるようにした状態です。

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田柄動物病院

東京都練馬区春日町2-4-17

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